2014年5月14日水曜日

筋トレの前にはバナナ、直後にはチーズを食べろ

スロトレや加圧トレーニングで、筋肉は充分発達します。

しかし、もっと筋肉を増強させたいという人には、

・筋トレを行なう前にBCAAという分岐鎖アミノ酸を摂り、
・筋トレの直後にタンパク質を摂取するという方法が効果的です。

 BCAAというのは、
 具体的にいうと「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という三つの必須アミノ酸を指します。

なぜ、これらを筋トレの前に摂取するのがいいのかというと、これらが筋肉をつくる原料だからです。

 材料が事前に揃っていると、筋肉の修復がスムーズに行われるので、効果的に筋肉を増強することができるというわけです。

 筋トレは無酸素運動なので、エネルギー源は100%グリコーゲン(糖)です。

 筋肉の増強を目的としたトレーニングでは、
どうしても回数や負荷がかかるので、途中で糖が不足してきてしまいます。

そうなると体は、筋肉中のタンパク質をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸から糖をつくりだして使ってしまいます。

そのため、せっかくトレーニングしても、筋肉を痩せさせてしまうという皮肉な結果になるのです。

でも、BCAAを事前に摂取していれば、そうしたことを防ぐとともに、筋肉の修復がスムーズに行われるので、いまある筋肉を損なうことなく増強させることができるのです。

ですから、、筋トレの前にはアミノ酸を摂るのが良い、と覚えておきましょう。

アスリートなどは、市販されているマルチアミノ酸含有食品(数種類のアミノ酸を配合したスポーツサプリメント)でBCAAを摂る人が多いのですが、食品で摂るならば、バリン、ロイシン、イソロイシンの三つを含むバナナがお勧めです。

 食べるタイミングは、トレーニングを行なう30分前が効果的です。

もう一つの方法、つまりトレーニング直後のタンパク質は、BCAA以上に摂取するタイミングが重要です。

タンパク質は必ずトレーニング後10分以内に摂ってください。

これに関してはきちんとした論文があり、10分位内に摂るのがもっとも効果的で、2時間経ってしまうとまったく効果がないということがわかっています。

ここでタンパク質を摂る目的は、筋肉の材料となるタンパク質をとることで、効率よく筋肉を増やすことです。

ですから、摂るのはタンパク質であれば、
プロテインサプリメントでも牛乳でも豆乳でもお好きなもので構いません。

 量はそれほどたくさん摂る必要はないので、トレーニング後すぐに口にいれることを考えると、
個包されているチーズなどは持ち運びも楽なのでオススメです。

この方法は、どちらか一つだけでも効果はあります。

もちろん両方やれば、、さらに大きな効果がありますので、
よりアグレッシブに筋肉を増強させたいという方は、是非試してみてください。

 筋肉が増えると、体温が恒常的に上がることに加え、疲れ知らずのエネルギッシュな体になるというメリットがあります。


関連参照:
「冷え」は大問題
酵素丸わかり




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