2016年9月23日金曜日

健康な脳を保つエクササイズ



私たちは50歳を過ぎる頃から
運動不足の生活が生活習慣病を誘発して、
要介護や寝た切り、
さらには認知証などへの不安を感じ始めたりします。

エキササイズはこんな人には効果があります。

運動は脳の活性化にも効きます。


ポイントとしては

①ややきつい強さの運動を行う

生涯にわたって元気で健康な脳を保つには、ウオーキングや筋トレで体を鍛えることが大事です。

ゆっくり歩きでは脳への刺激は期待できません。

速足歩き、あるいはジョギングくらいの強度で健脳効果が上がります。

 
②やや複雑な動きと組み合わせる

単調な動きを繰り返すだけではなく、手指やステップなどのやや複雑な動きを取り入れ、簡単に
できるようになったら、少しレベルを上げます。


③二重課題をこなしながら動く

ややきつい運動に加え、音読や単純計算、思い出し、早口言葉などを同時並行で取り入れます。


④笑顔で楽しぐ行う

うまくできないからとイライラしながらやると、脳の活性化には逆効果です。
あまり気負わずに芦顔を忘れずに行うことが長続きのコツです。
 

認知症になるのではと思い悩む前に、まず健脳エクササイズを生活習慣に取り入れましよう。

体の持久力、筋力、柔軟性を鍛える運動は、同時に脳の粘り強さ、力強さ、しなやかさを向上させるのです。 


関連参照

中高年からの筋肉作り  
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか

和食のイロハ

人気ブログランキングへ






2016年9月13日火曜日

筋肉は1年で1%ずつ減っていく

健康でふつうに歩けるうちは、自分か歩けなくなったり、寝たきりになったりするなんて、想像しにくいかもしれません。

たとえそんな日が来るとしても、まだずっと先の話だと思っているのではないでしょうか。

「最近、疲れやすくなってきた」「歩くスピードか遅くなってきた」と感じたことはありませんか?

じつはそれこそ、将来の寝たきりにつながる「筋肉の衰え」の兆しなのです。

筋肉は、何もしなければ、
20代をピークにどんどん減少していきます。

一般的には1年で約1%ずつ減少していくといわれていますから、10年で10%です。


ということは、
40代になると20代のころの20%減、50代で30%減となり、

70代になると20代の約半分にまで減少してしまう計算です。


さらに高齢になれば、1年で1%以上の減少もありえます。
 
ただ、不思議なことに、筋肉量が減少したからといって、すぐに筋力が低下してしまうわけではありません。

じっさい、40代になって筋肉量が20%も減ってしまっても、握力、脚力、背筋力はそれほど低下しません。

筋力がガクンと落ちはじめるのは、50代以降です。

そのため30代、40代のうちは「まだ若い」筋肉もそれほど衰えていないぞ」と過信してしまう人がとても多いのですが、そこが落とし穴です。
 
なぜなら、運動や筋カトレーニングの必要性を感じないので、筋肉はますます衰えていきます。

そのうえ、若いころと同じつもりで肪肉に無理をさせてしまいがちで、心身ともに疲れやストレスがたまりやすくなっていきます。
 
こうして疲れやすくなる → ますます運動しなくなる → さらに筋肉が衰える、

という悪循環に陥ってしまうことが、「気がついたら、足腰が衰えていた」という事態につながっていくのです。


筋肉には「体を動かす」「エネルギーを生産する」などの機能以外にも、

・「さまざまな情報を発信して脳の働きに影響を与える」
・「健康状態を左右する生理活性物質やホルモンを分泌する」

といった機能を持っていることがわかってきました。

筋肉の衰えを放置していると、こうした機能にも乱れが生じてきます。

その結果、脳や体にどのような悪影響がおよぼされるのか、現時点では解明されていないことも多いのですが、未知のリスクを予防するため、筋肉のもつ健康効果を最大限に活かすためにも、いま、筋肉に注目が集まっているのです。



関連参照

中高年からの筋肉作り  
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか

和食のイロハ

人気ブログランキングへ





2016年9月3日土曜日

iPS細胞を臍帯血からつくる

京都大・IPS細胞研究所(山中仲弥所長)が、

再生医療に利用する備蓄用の人工多能性臍帯血を利用した

幹細胞(IPS細胞)を新生児の臍帯血を使用して作った
ことが8月17日、分かった。

成人の血液から作った場合より
遺伝子変異が少なく、品質が良いという。

7月に完成させており、研究機関などへの提供態勢が近く整う見込みだ。

IPS細胞をさまざまな組織などに変化させて移植する再生医療の実用化を促進させそうだ。

IPS細胞を利用する際、患者自身の細胞から作ったIPS細胞を組織や細胞に変化させて移植すれば拒絶反応は起きないとされるが、時間や費用がかかる。

同研究所は、拒絶反応が起きにくいIPS細胞を作って備蓄し、広く迅速に提供する「IPS細胞ストック」を構築しており、今回作製したIPS細胞もその一環である。

白血病治療などのため設置されている臍帯血バンクを活用できる利点がある。
 
臍帯血は新生児のへその緒に含まれる血液で、

・ストレスを受けた成人の血液細胞に比べて遺伝子の変異が少ない
・IPS細胞を作る際の効率も良いという。

今回使ったのは東海大病院(神奈川県)で保管されていた臍帯血。

提供者とその家族の同意を得て作製し、品質などをチェックし完成させた。
 
理化学研究所の高橋政代氏らのチームは14年9月、患者自身の細胞から作ったIPS細胞を使って作製した網膜細胞を患者本人に移植する世界初の手術を行っている。

確実に実用化、一般化に向けて進んでいることがわかる。


関連参照

中高年からの筋肉作り  
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか

和食のイロハ

人気ブログランキングへ